前回までスタジオ全?や、モニタ?環境等を紹介してきたので、ここからはいよいよスタジオ心?部=メインの話。
スタジオの主要ラックに?まっている機材達が主人公、それぞれに大切な役割があって、もちろん思い出もたくさん詰まっている。
それではラックごと、順番に紹介していきたいと思う。まずは#My Rack1からスタ?ト。
#My Rack1 Master Section Rack
ここを本格的にレコ?ディング可能なスタジオとして稼?しはじめたのが2004年リリ?スした5枚目のソロアルバム「ECHOES」からなんだけど、そのきっかけとなったのが、それまで東京など各地レコ?ディングスタジオで?際通常?れ合い、目にしていた音響機材達。エンジニアさんがレコ?ディングで??な音を?音したり、ミックス時に使用していたのは日常だったけど、?時?音機材自?に大きな?心はなかった。ところが97年から始まったロンドンレコ?ディングで、訪れる度現地で生まれる音に惹かれ、通常の?音と何が違うのだろうと?心を持ち始めた。アビ?ロ?ドスタジオはじめ、各スタジオ所有のVitage機材を?際目にし、耳にした事も大きなきっかけになったと思う。そうか、だからこういう?音機材が大きなレコ?ディングスタジオに常設されているんだな!と合点がいったとともに、自分もそれが欲しくなってきてしまった^^;
そんな?心が芽生えはじめていたアルバムECHOES製作時の2003年、いつものように山中一人で作業していたがそんなある時「よし、このスタジオで最後まで自力で仕上げよう、もちろん最終段MIXまでやる!」と決?した。レコ?ディングの初期段階;曲作りの段階から機材を集め始め、それ以降製作とスタジオ整備の?方が同時進行した。ただ、開始?時は試行錯誤の連??エンジニア友人にここに?泊まりしてもらい、手取り足取り?えてもらいながら正に共同作業の?日。失敗も後悔もたくさん??しながら一?一?進んでいった。なので完成まで、普段のレコ?ディング製作所要時間を大幅に上回ってしまったけど、それだけに本?に思い入れのあるアルバムになった。
#Rack1 Master Section Rack
このラックは作業の2ミックスに仕上げる際のMaster Compressor & Master EQが?まっている。それまでせっせと行ってきた?器などのレコ?ディングが2MIX完成間近、最後の仕上げ部分>>Masterという名?がついていて、いわゆる一番信?の置ける機材達。
ラックの一番上は泣く子も?る?GMLのEQ(equalizer) GML 8200。
一流エンジニアGeorge Massenburgが作り出したブランドメ?カ?GML。電源部がセパレ?トされていて、これを通るだけでもわかる音の存在感は?倒的。僕には自分なりの基準があって、その機材に音が通り、何か動作させた時、その行?が音に反映されて納得できる。つまり回したツマミとそれによる出音の?化がリンクしている場合、それは自分にとって最高な相棒になる>>これは正に?器と同じ。この場合、EQポイントを微妙にずらしてつまみで?減した時、それが手にとるようにわかる機材で、?初は感動したのを記憶している。このEQが使われ、世界中の名作が誕生したと言っても大げさではないくらい、使われた&使用されている銘機。ピアノの高域をほんの少し持ち上げただけで、?持良い?梅になってくれたり、信?度めちゃ高いFirst CallのEQ。
2番目、今ではすでにビンテ?ジの領域に入るかもしれないけど、?時はまだ現行販?されていたSSLのXLogic Super Multichannnel Compressor。これの母?は?時どのスタジオにも配置されていたSSL9000コンソ?ル最終段に入っていたステレオ仕?のG-Compをラックに?き出したもので、?初はそれを使っていたんだけど、あまりに?に入ってしまいそのマルチチャンネル仕?(サラウンド??):このMultichannel Compressorにグレ?ドアップした。次に登場するNEVE33609に比べると少し現代的というかスッキリした味わいで、美しく「間違いなく」仕上げてくれるオ?ルマイティな存在で、??の?器??にも?然使います。作る音?のタイプによってこのSSLとNEVEを使い分けている感じです。
3番目は、こちらも泣く子も?る(^^;)OLD NEVE 33609 Compressor。ビンテ?ジ機材の代名詞になってしまったOLD NEVEの中で通?33609で親しまれている機材。こちらはビンテ?ジフリ?クの中で意見が色?と分かれるところだけど、???初33609aという型番で始まり、順にb,cと進む。そしてその後はなく、20年ほど前突然そのレプリカが出て名?は33609J、おそらく今も販?されているはず。しかしそのJ、中身と音は?念ながらあの時代とは全く別物、だって?時のパ?ツはもうないし、それを代用したところでやはり結果は見えている。僕は33609を2台所有しているんだけど、ある時期自分の中で33609ブ?ムがあって、病的に33609にこだわった(好きになった)時期があって、?台手元においてその中で本?に?に入ったものだけを?している。これはそんな?緯でここにいる少し古い方の33609。aとbの中間ほどの時期のもので相?古いはずだけど、現役バリバリ。用途としては多岐にわたるけど番多いのはマスタ?コンプとして2ミックスの仕上げ段階や、ドラム&パ?カッションミックスでの活躍。最近のハリウッド系Cinematic Percussionにも威力?揮で、その他もちろん各?器、??の?音にも最高。ロック系の人が好んで使うのは常套だけど、ロック系だけではなく、この33609を通過することで大英帝?の?品と??を授かり音が瑞?しく溢れて出てくる>ちょっと大げさ^^; >でもあながち間違っていないと思う。?は最近少し不調だったけどメンテナスしてもらい、元?に復活!
4番目はこれら機材をつなぎ替える際のパッチベイ、どんな組み合わせもガッチリと安全につないでくれます?
外?からすでに?もしい。
?
このラックには以上3機種が?納されている。5枚目のアルバムECHOES話が出たついでに。
アルバムでは東京、ソウルでのミュ?ジシャンレコ?ディングに加え、この時のロンドンレコ?ディングは初めてRoyal Philharmonic Orchestraとのセッション&Angel Studioでレコ?ディング。共に初の組み合わせだったけど色んな意味で素晴らしく、、Angel StudIoはそれ以降のロンドンレコ?ディングの定番愛用スタジオになっていった。そして、その?音素材を持ち?りこのスタジオで初めてMIXを手掛けた、、本?に夢中で試行錯誤したけど思い出に?る作品になりました。
さて今回はマスタ?セクションを??するラックので紹介でいきなり心?部からドン!と行きましたが、
次回以降も色んなシ?ンで活躍する魅力的な機材群紹介していきますので、どうぞお?しみに^^
梁邦彦