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過ぎゆく2023年夏を振り返って

  •  WRITER : admin
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    23-09-15 16:54  

過ぎゆく2023年夏を振り返って

 

今年の7月1日札幌でのライブがありそれに連なり横浜&大阪でビルボードライブ、続く7月15日は韓国金海での大編成ライブ。そこから戻って8月8日は軽井沢大賀ホールで東京交響楽団が僕の曲を演奏してくれた日。

変化に富んだライブが続きましたがここまでは以前のブログに詳細を書いたので、今回はそれ以降のお話。

 

8月8日を挟んで今年の軽井沢はとてつもない人出で、予想はしていたものの正直驚いた。大賀ホールライブの後は目の前に山積している作曲制作に取り組み、混雑する街にはほぼ出かけずスタジオでひたすら制作に取り組んだ。

 

取り組んでいる内容は先日公開になったゲームの四季シリーズ「夏」に続く秋バージョンの楽曲制作。さらに障害アーティスト支援プログラム、togetherの編曲に関わる作業が思いのほか長くかかった。それは当然と言えば当然、通常のセッションミュージシャンが関わる作られる音楽ではないので、そこを考慮すると仕方のないことだが、とてもやりがいのある作業でした。

 

そして情報公開されているので明らかにできる様になりましたが、11月3〜5で4回公演行う中央博物館の展示「思惟の部屋」との連動コンサートのための新たな作曲>>ならば音源もリリースしようと本格的制作モードに突入。これが労力と時間を要し他に意識が回らない時間が久しく続き、あれ今日何日だっけ?何曜日?と言う状態^^; やばい…

 

 

僕は、スラスラ湯水のごとく曲のアイディアが湧き出るタイプではないので、ひたすらいろんな角度から考え抜く。それでも答えが出ない時もたくさん、そんな時は開き直ってジョギング、もしくはビール飲んでふて寝する。なんて悠長なことを言ってられなくて、ひたすら1つの目標に向かって突き進むのです。

 

その間にはたまに息抜きも必要で、その1つが「山」

7月15日公演後韓国でSoul mateのハヒョンウ君(クッカスタン、ボーカル)と江原道五台山に行き、裸足で歩くアーシングを体験。アーシングは2度目で、前回より痛みもなく足底から体幹への刺激、これは健康に良いなぁと実感。そしてもちろん、楽しい時間を過ごした。

 



 

そしてもう一つ、コロナ前まではほぼ皆勤賞で通っていた都市型大型ロックフェス、サマーソニック2023に参戦。

山中こもりきりの生活からいきなり人混みの中に入り込んだので、当初ちょっと戸惑った。と言うのは今回のサマソニは史上最速でチケットがソールドアウトで、かつてのサマソニとは明らかに違った人の多さ。コロナ第5波の余波もありその反動で人が殺到、そこで目立ったのがアジア外国人の多さ! これは時代の流れを感じました。

 

今年のベストアクトはダントツでEvanescence。15年程前音源聞いた時は正直ピンとこなかった。でもせっかくチャンスなのでライブを一度聞いてみようと思い足を運んだら、ボーカルは圧倒的で演奏力と構成力、メンバーパフォーマンス、音響の良さもダントツ!

その他見てみたいと思っていたアーティスト、LA在住のスーパーベーシストThundercat。そしてこちらも今をときめくJacob Collierをビーチステージで海風を感じて聞いていたら、花火ではなくドローンが上がっていろんな文字を描かれた。

その他、第1線で活躍する現在進行形新旧アーティストの姿を肌で感じることができ、夏空の下思いっきり声を上げ好きな音楽に身を委ねることが出来た素敵な時間だった。

 








 

 

そしてまた山の中の日常へ。リフレッシュした気持ちで取り組むとやはりペースもアップ。いつものモードにいる内に韓国ライブが迫ってきて、それに伴う編曲やスコア書きの時間が多くを占め、気がつくと出発当日。時間が過ぎるのはなんと早いんでしょう。何とか遅れずにソウルへ旅立った。

 

この続きは8月末から9月9日までの韓国Live&滞在ブログへ続きます:近日アップします。

今年の夏は本当に辛かったけど、皆さん体調崩してないですよね。これからは良い季節:芸術の秋。そう言えばたった今ゲームの秋バージョンが完成したところ、公開をお楽しみに!ではまた次回。

 

梁邦彦