My Music & Moment


2023年を迎え新たに

  •  WRITER : admin
    HIT : 460
    23-01-20 16:09  

 

みなさんこんにちは。年末から悲しい出来事や多くの整理案件がありいろんな思いで新年を過ごし、ようやく2023年の新たなトンネルに入った、そんな気持ちがしています。SNS始め、情報発信から少し遠ざかってしまいましたが、これからはいつも通り元気な姿を皆さんにお見せできると思います。今年もよろしくお願いします。

 

まず今の時期、ここ数年の中で一番製作が密集しています。日本の案件WHO I AM (LIFE)、韓国の案件3つほど同時進行しており、曲数は多くなくとも重量感のあるプロジェクトで、一つ一つを丁寧にじっくり集中して作り込んでいます。自分の純然たるソロ作品と違いはしますが、将来この楽曲のライブも想定、そして以前にもまして制作クオリティーも上げていくと言うコンセプトのもとで、劇伴音楽とソロ作品の中間的な位置づけになり、これはこれでまた面白いのです。そうなると曲数の多いシーンに合わせどんどん作っていく劇版BGMのような勢いで、短時間に多くの数をこなす事はできません、(僕だけなのか^^; )

 

僕は元来1つに深く集中すると、そこから抜け出られない性分で、周りから隔絶された状態に入っていきます(そうなってしまいます)が、それ故にこういう山の中で生活しているのかもしれません。ここで作るだけ作って外界に?!出ていきライブやったり。

 

この時期軽井沢は人が少なく、そして寒く(幸い今年はまだ雪少ないですが)集中するには格好の時期。凍りついた土と雪からは生物の息吹もほとんどなく、静かでまさに真空パックの中にいるイメージです。反対に春の芽吹く季節や夏の爽やかで過ごしやすい時期、そして秋の美しい時期はすぐ外に出たくなり>いわゆる誘惑が多く、なかなか集中しないこともあるのですが(それはそれで楽しい)でもこの時期は真空状態、良い意味で気持も外から遮断されとても集中して過ごしています。そういう意味では作業効率めちゃくちゃいい季節。冬以外は効率悪い?>意志が弱いだけ^^;

 

そんな中最近唯一の趣味というか、楽しみはアナログレコードを聞くこと位。もちろん今回自分のアナログLPリリースが大きなきっかけとなりました^^

 




 

中学の頃から集め始めたLPを奥から引っ張り出し、いろいろなジャンルのLPを制作の合間、針のカートリッジやセッティングを変えたりすることで、また大きく音楽の聞こえ方が変わっていきます。いわゆるストリーミングやCDで聴く時とは違い、自分の好きな音色に変えてグレードアップしていくアナログならではの魅力と僕は感じていて、スタジオの中とリスニングルームでゴソゴソやっています。そうなってくると既に持っているLPやCD音源の他、リマスタリングした新たに復刻された同タイトルLPなど(そのほとんどが180g盤;詳しくはまた次回に)、新リリース音楽もLPで購入してみたり、それはそれでまた新しい発見があって面白い。しかしそうなると結果、発売当時の旧LP、その同じCD、そして最近リリースされた復刻LPと、同じ音源を3種類持つことに。ひどい時は再発された「復刻CD」まで。そうすると計4種類と、とても危ない状況に^^ ;  (頻度は多くないけど)

 

話変わって最近は作業の大半をデジタル上のプラグインを使い作業することが多く、時間効率重視の作業では特にその傾向が強く、もちろんそれはそれで素晴らしい!のですが。

 

しかし今のじっくり集中作業モードでは、楽しみの世界から膨らんだアナログモード再燃が製作にも影響与え始め、スタジオ内のアナログ機器に火を入れ、ごそごそやる事で魅力的な音になっって「やっぱりいいなぁ、さすがだなぁ、しびれるなぁ」と1人つぶやきながら、真空パック状態で作業進めている毎日。実はそれってアルバムECHOES〜オンラインゲームAION をリリースした頃(2004年〜)の状態に近く、アナログ機材駆使し自力で録音し直し、ミックスまでやっていた「熱い頃」なのです^^ 昨今のアナログ再燃モードはスタジオ機材、ターンテーブル関連含めまた別にアップしていこうと思いますので、お楽しみに。

 

そして1月28日済州島ソグィポ芸術の殿堂におけるライブの準備も進めていますが、今回は同会場での2018年以来となるバンド編成ライブ。

 

済州島での公演会場本格ライブ演奏はおそらく、2019年10月広報大使を務めた世界済州人大会以来で、実に2年半ぶりでとても期待が高まっています。今回のバンドメンバーも素晴らしく、きっと盛り上がること必至。ライブ次の日は伊丹潤博物館で小規模ファンクラブイベントも!

 



 △写真は2018年ソグィポ芸術の殿堂でのショット

 

今日は久しぶりのブログ更新、最近のスタジオ制作と1週間後に迫った済州島ライブの準備に追われ、2023年が勢いを持って始まっている近況をお伝えしました。今年もまたいつもと違ったコンセプト、テーマでの音源制作&ライブで皆さんといろいろな形でお会いすることができると思います。どうぞお楽しみに、そして遅くなりましたが^^; 今年もよろしくお願いします。

 

P.S 

1月1日、また1つ歳をとりました、これからも更に精進し良い音楽を続けていきたいと思います。そして皆さんとまたご一緒できるのを楽しみにしています。いつもどうもありがとう!