6月24日にソウル入りしましたが、今回は隔離もなく観光客の少なさも手伝って空港到着後、おそらく今まで最速で空港外に出たと思います。つまりそれだけスムーズだったと言うこと。コロナ影響でやはりまだ日常には戻っていないからその恩恵を被ったのだと思う。
日本は観測史上最速の梅雨明け、そして韓国は想像以上に早い梅雨入り。こちらソウルは毎日雨。
27日今回のメンバーとリハーサル、彼らとは先月10日の大統領就任式で四日間滞在した時某テレビ局の撮影公開ライブで一緒だったので、それほど久しぶり感はなく、さぁやるぞモードにすぐ突入。
今回は久しぶりのバンド編成フルライブと言うこともあり、バンドアレンジを今までとはかなり変えてみた。特にWHO I AM& 十二幻夢曲はこの編成に合った編曲を施し、各メンバーにSpotlightが当たるように、そして少し現代的なグループも取り入れてみたけど、全員が一体化したバンドサウンドがなかなか心地よい。
毎日が雨雨雨、そして迎えたライブ当日目が覚めてびっくり。外は快晴ピーカンの晴れ模様。元来の晴れ男パワーが炸裂、全く期待していなかった晴天に気持ちも軽くなり会場に向かった。
会場はクラブのメッカ、ホンデにあるサンサンマダン。ちょうど去年の8月同じ場所でライブをやった記憶も新しく、前回はコロナで全席観客を入れることができず寂しかったけれど、今年はしっかりお客さんに入っていただき、こういうクラブライブは緊密度が大事、みんなが一体になりメンバー含め楽しく最後まで盛り上がりました。
当日のセットリスト
The Gate of Dreams
永遠の夏
Merry-Go-Round in White Nights
Nylon Heart
Moon Drops
Mint Academy
Meteor~Nora
Steppin’ Out
Lady Madonna
ヒマワリ
Wish to Fly
Echoes For PyeongChang
Neo Frontier
WHO I AM
十二幻夢曲
Flowers of K
Everlasting Truth
写真を見ていただければわかるようにこのクラブにはグランドピアノがありません、そのかわり僕が自分で持っているMacBookのプラグイン音源をここにあるキーボードを弾くことで(キーボードを単なるコントローラーとして、内蔵音源は使わずに)プラグイン音源を鳴らします。なのでアコースティックピアノ特有の繊細な表現は難しいですが、その分ガッツあるバンドサウンドで一丸となった演奏になりますが、それはそれでまた楽しく盛り上がるのです。このところ日本ではアコースティックピアノのみのライブだったので、むしろちょっと新鮮だったかも。このメンバーのサウンドだんだんまとまってきて、1つのカラーを持ち始めたと思います。若手ミュージシャンたちの素晴らしい演奏に感謝と拍手を。 (カン·チェVln、ソン·ランヒGTR、チョ·フチャンBass、キム·ヒョンギュンDrs)
そして次の日ファンミーティングもまた晴天。晴れ男パワー持続力+++
一昨年僕が音楽を手がけた展示(名前入れて下さい、忘れた)がいまだ続いていることもあり、ファンクラブの皆さんが場所をソウル国立中央博物館に選んでくれた。全員でその展示を鑑賞後、屋外の日の当たらない場所でランチをとりながらファンクラブミーティング。風通しが良いこともありそれほど暑くもなくコロナの影響で3年ぶりとなったファンクラブミーティング、開催できたことが嬉しく皆との会話も弾みました。楽しい時間をありがとう。忘れられない3年ぶりのファンミーティングとなりました。日本でもこういう集いできたらいいなぁ、ちょっと考えます^^
今回は10日出国予定、残りの日程はこれ以降懸案事項のミーティングなど、準備案件盛りだくさん、そして戻ると軽井沢の山にこもり音楽制作案件に再度取り掛かりつつ、7月30日の北海道幕別ライブに向けての準備となります。この季節の北海道最高だろうなぁ、そしてこのライブも2年越しの延期を経てやっとの思いで開催できるライブ。盟友、ギターの古川望さんと一緒にピアノギターデュオで夏の北海道の自然を感じてもらえるライブにしたいと思います。このライブは配信中継もあるようなので、日本はもちろんぜひ韓国からも見てくださいね。それではまた。
梁邦彦