My Studio & Instruments


[Studio] ★My Studio

  •  WRITER : admin
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    20-03-20 13:16  

 

東京都心からここ軽井沢に移住したのが1999年、ほぼ20年経った事になる。当初は、周囲に気兼ねなくピアノ弾けて、ある程度の曲をスケッチ出来る空間で良い程度で考えていたんだけど、防音だけはしっかりやろうと思い、数部屋をとり壊し防音スペース(スタジオの前身)を作り作業&楽器を弾いていた。ところがやはり東京や韓国、外国での案件が増えるたび、毎回現地に赴き演奏&録音作業するのも非効率だと痛感し始めた矢先、ネットはもちろんDAW等諸々の進化に伴い、それならこの場所でも出来るはず!と思い立ち、以降最終型まで仕上げる本格スタジオにする動きが2003年からスタートした。

 

それ以降はどんどんスィッチが入り、気がついたらビンテージレコーディング機材を探し求める日々。。。もともと物に対す得る所有欲はない方なんだけど、スィッチ入ると「こうなる」ということを自分で発見^^; 海外で購入しては騙されたり、、もちろん良い機材との出会いがほとんどだったけどね。今は無事に熱も冷め、普通に機材たちと仲良く長時間ここで作業しています。

 


 

前回ここでスタジオ紹介したときはまだピアノブース完成前で、少し狭い感じがしたけど今はグランドピアノが専用ブースに移動したので、コントロールルームは広くて快適。窓から光も入るし、居住性かなり良く、長い時間ここにいても疲れなくなった。

 

#1 基本スペック

 

☆MachineはMac Pro 2019、 MainのDAWはLogic。Scoring SoftはSibelius。その他Vienna Ensemble Pro7 & Kontakt6, U-he Zebra2, Spectra Sonics Omnisphere & Key Space, iZotope Ozne9等を頻繁に使用。

 

 

 

Audio InterfaceはLynx Technology のAurora 16(Thunderbolt経由)。少し前のモデルですが、安定動作&しっかりした音で鳴ってくれてます。

 



 

★電源

できるだけピュアな電源を確保するため、大元の電源は送電線から200Vを直で3系統をスタジオに引っ張り込み、その全てをスタジオ内で100&117Vにダウントランスしています、大まかな流れは以下の通り。

 


 

Equitech 2Q,Equitec, 1.5Q,Shunyata Research Hydra8, Dentech IPT1500, First cry MYTHIQUE R1, CSE-TX2000✕2、CSE−RX100Twin HG, CSE−R100HG等など。一時期スタジオのクリーン電源&電源ケーブルがブームになった時期にしっかり便乗し、ダウントランス系機材をしっかり導入。

 

こんな感じで電源管理を行っていて、やはり電源安定すると血液サラサラ状態に近く?良いこと多いし何より安心なのです。

 

★モニターコントロール

Avocet Crane Song

なかなか優れもので気に入ってる機材。モニタリングレベル含めしっかりした基準になるので、作業に没頭でき重宝しています。

インプット数やアウトプット数もちょうど良いし音質的にもピュアで色付けなく、作業にバッチリ。信頼度高い。

 


 

★デスク&チェアー

 

長時間いつも座り続けるので、体に負担のかからないよう結構気を使う部分。デスクは特注で、キーボードを本格的に弾きながら、DAWの作業も同時する場合でも負担のかからない高さと位置を決めて作ってもらった。グランドピアノではなく、キーボードパートの練習をするときもここでガンガンやります。

チェアーは業界定番でお使いの方も多いかもしれないErgohuman Proで色はエンジ。

 

 

★ディスプレイホルダー(モニターアーム)

Ergotron LX Dual Side-by-Side Arm Two-Monitor Mount

 


 

2つの画面を自由な角度&位置で使える本当にスグレモノ。作業としての入力ではなく本格的にキーボードを弾く場合、軽いスコアを乗せる譜面台にもなるし、ケースバイケースで何かと使いみちの多い、無くてはならないツール。写真

 

以上初回はスタジオの基本構成、スペックでしたが、次回からは具体的な機材の話に入っていくので、どうぞお楽しみに^^