RYO KUNIHIKO

My Studio & My Instruments

もとよりスタジオ録音機材に興味が深かったことから、以前のHPではStudio Storyという、ここ軽井沢の「Atom Heart the Mother Studio」の録音機材やその配置、はては電源の流れまでを詳しく説明、掲載していましたが、今回は全体を整理して僕がこのスタジオで実際の音楽をどういう楽器で、どういう機材を使って製作しているのかを少しずつご紹介していこうかと思います。じんぐりとね^^ 

大きくは1:スタジオレコーディング機器 2;楽器類の2つに分け、その中で細分化していきます。

へぇ、こんな感じで作ってるんだぁ〜とか、皆さんが僕の音楽を聴いてくれる時の、少しでも参考になればと思います。
それでは楽しんでください。

[Studio] #2. Monitor Speaker

  •  WRITER : admin
    HIT : 168
    18-09-12 10:45  

#2. Monitor Speaker


今回はスタジオで実際の音楽製作に使用するモニタースピーカーについて。

いわゆるレコーディングスタジオ(レコスタ)ではニアフィールドモニターと言われ
その字のごとく製作している人間と近い距離に設置するコンパクトなスピーカーがありそれがスタジオの命的な存在になるわけ。それとは別に大型レコーディングスタジオにはコントロールルームの壁に、かなりの広い範囲で埋め込まれているラージモニタースピーカーがあるけれど、このクラスのスタジオではラージの設置は無理でその殆どがニアフィールド〜ミッドフィールドスピーカーということになる。

昨今、個人のミュージシャンやクリエーター達が自身のスタジオを所有するようになり、様々な環境で自分の音楽をクリエイトするようになってくると、そのスピーカーの意味もラージだとかニアというカテゴライズされたものと言うより、作り手本人が自分で一番やりやすく、音楽を正確に判断しやすい、そしてこれがいちばん大事なんだけど、「一番テンションの上がる」環境で聞ける事が何より大事で、それに適した自分のスピーカーを探すのが最重要になってくるわけです。そして最近、新しい出会いがあったのです^^

 



 

★Monitor Speaker #1:KS digital C-Reference C-8 (Made in Germany)
同軸2WAY、ルックスの落ち着いたイメージ通りオーケストラや繊細な楽器類の表現は抜群なことに加え、それとは裏腹に四つ打ちのキックまでも無理なく受け止めて、意外なまでのパワー感あり。そこに同軸のメリットである定位の良さが掛け合わされて、ハイエンドモニターとしてかなり秀逸。実は数日前届いたばかりなのですが、すっかり惚れ込んで現在の製作でバリバリ使用中^^ 角度が変えられるのもいいし、ルックスにも参っています>最近のトレンドでKSDというロゴの点灯もクール^^V
オールマイティさ、そして正確な判断と気分アゲアゲ度のバランスが今までで最高得点。良いスピーカーに出会えました。
http://studio.ksdigital.de/en/products/c-reference/new-c8-reference.html



★Monitor Speaker #2:MusikElectronic RL906 (Made in Germany)
すでにニアフィールドとして殿堂入りのこのモデル、長い間使っていました。KS digital C-8と同じアクティブ・同軸2ウェ同軸。定位が見やすく、正確で原音忠実イメージ。一回り小さい筐体から出る音とは思えない音空間と正確度。ということで長年使っていましたが、今はKS digital C-8にその座を奪われてしまったけど、サイズも手頃なのでスタジオ以外での製作時やミックス確認時など、当然大活躍しています。ドイツ製、やはりなかなかですね。

 




★Monitor Speaker #3:Genelec S30 (旧モデル;ディスコン Made in Finland)
KS digital C-8の後ろに設置されている一回り大きなスピーカーが、歴史あるスピーカーメーカーで泣く子も黙る?Genelec。Midfieldクラスのスタジオモニター(低域チェック)として常備&時にはリスニング用としても大好きな音。25年程前、とあるレコスタで聞いて以来、自分にちょうど良いなぁと思い続けていた矢先の15年前に偶然中古を見つけ即ゲット。その時点でディスコンになっていたので、すぐオタリテックさんに送り再調整&残っているパーツを買い込み、今現在でも現役服務中。この時期ジェネレックの音は最近モデルより好きで、ちなみGenelec1031というモデルもかなりの間使っていたな。このS30はまだまだ長い付き合いになりそうです。

 

 

補足:Monitor Speakerは今までいろいろな機種をトライしていて、YAMAHA HS8に始まり各種使っては見るんだけど、結局自分の志向にピッタリハマるものと長く親密なお付き合いになるようで、今のモデルに落ち着いています。再三になるけどKS digital C-8との出会いはここ最近嬉しい出来事上位にランクイン^^

さて次回はスタジオ番外編スピーカー。
スタジオから一度出て、音楽リスニングで聞いているいくつかのスピーカーをご紹介しようと思います、お楽しみに。

 

梁邦彦