RYO KUNIHIKO

My Studio & My Instruments

もとよりスタジオ録音機材に興味が深かったことから、以前のHPではStudio Storyという、ここ軽井沢の「Atom Heart the Mother Studio」の録音機材やその配置、はては電源の流れまでを詳しく説明、掲載していましたが、今回は全体を整理して僕がこのスタジオで実際の音楽をどういう楽器で、どういう機材を使って製作しているのかを少しずつご紹介していこうかと思います。じんぐりとね^^ 

大きくは1:スタジオレコーディング機器 2;楽器類の2つに分け、その中で細分化していきます。

へぇ、こんな感じで作ってるんだぁ〜とか、皆さんが僕の音楽を聴いてくれる時の、少しでも参考になればと思います。
それでは楽しんでください。

[Instruments] #2. Accordion Hohner製 Starlet40

  •  WRITER : admin
    HIT : 159
    18-08-14 14:06  



 

小型で赤がトレードマーク、公演で度々使っているので僕のライブでは馴染み深いかもしれませんね。ドイツを代表するHohner製の古いビンテージタイプ。音色切り替えスイッチのない単一音色でリードは2枚のダブルタイプ、そのピッチのズレ度合いが(Detuneと言う)大きく、フランスシャンソン系のおしゃれで細い音色と言うより、野外でもバリバリ聞こえてくる野太いイメージで、アイリッシュやワールドミュージック的な曲にバッチリ!ライブではこんな感じです^^

 

 

この楽器は1988年、初の韓国訪問時、ソウルの仁寺洞ちかくにある楽器市場(楽園商街;ナグォンサンガ)で偶然見つけた。そこは大きなビルのフロア全体が、相当数の小さな楽器店でびっしりとひしめき合っていて、ある種「観光名所」的存在でもあるこの場所をぶらついていた時、小柄でレトロ感あふれる「良い顔」したアコと目が合い、試奏してみたら見事体にピッタリフィット。音量は大きく、軽やかな音色がすぐに気に入って、即購入。ちょうどその時の写真を見つけたので、、 

 

 

 


 


ところがこの楽器購入を巡ってはちょっとしたエピソードが。
購入しようと思いクレジットカードを出すと、カードは使えず現金のみと言われた。そうかと思い見てみると、僕はもともと海外でそんなに現金持ち歩かないタイプなので、購入する持ち金がない。その場にいた姉に、韓国ウォンを貸してくれと頼むと、姉もこの楽器を変えるほどの現金は持っていなくて、大騒ぎに。その日の午後便で日本に帰るので時間に余裕もなく、知人に聞いたり慌てて銀行に行ったりと、何とか現金を工面して無事購入したのを覚えている。そんな意味でも愛着&思い出のある楽器。

 

  

ドイツ製で頑丈なので、ライブで走り回りながら演奏したり、楽器的にも結構無理を強いてるんだけどいつも頑張ってくれて、つい先日久しぶりにメンテナンスに出し、無事元気な姿で戻ってきてくれた。それから年季の入った楽器ケースもまるで昔のタイプライターケースの様。楽器はもちろんケース共に独特な雰囲気があって、いつまでも使いたい楽器の一つなのです^^