My Music & Moment


2021年11月26日品川教会ライブから12月5日金浦公演まで

  •  WRITER : admin
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    21-12-13 14:52  

品川教会ライブはバイオリン土屋玲子ちゃん、パーカッションChristopher Hardy君と一緒の3人編成。僕はこのメンバー編成今まで何度もやってると勘違いしていたら、実はなんと初めてだそう。いつもレコーディング&ライブ含めずっと一緒にやってきたメンバーなので安心感も抜群、もちろん演奏も。リハーサルで音を出した瞬間、ニンマリ。久しぶりのアンサンブルはそれまでの杞憂を吹き飛ばし、気持ちを癒してくれました。

 

品川コンサートは今年日本での初ライブ、かつ最後のライブとなってしまい、なんとしてもやりたかったというのが正直なところ。8枚目のアルバムLight &Shadowリリースもそこに合わせたので、ステージに登り皆さんの姿を眺め演奏を始めた瞬間、感慨深いものがありました。

 

内容的にはこれからたくさんやっていこうと思っている小編成ライブで、新曲Meteorも演奏できたし、その他の既存曲はもちろんカバーも楽しかったな、クリス君が叩きながら登場する演出アイディアもスタッフから出たり、とにかく全員がライブに向け楽しく集中している雰囲気がとても良かった。レパートリー的には3人編成によるWHO I AMと暁のヨナの新しいアレンジアプローチが新鮮だった。視点を変えるだけで音楽がガラッと変わるその瞬間が楽しい。そして今年他界してしまった元僕のマネージャー;森安くんを追悼した我が心のマリアや映画アゲインもこの編成にぴったりだと再認識。これからの小編成ライブの方向性見えた気がします。そして品川教会は僕に取って少し特別な場所のようです

とにかく、やれてよかった、やってよかった。来てくださった皆さんの声援と温かい気持ちがひしひしと伝わってきました。本当にありがとう。

 


そしてそのまま韓国へ。今回の韓国公演は12月2日ムンギョンEvolution、4日仁川Evolution、5日金浦Music Journeyと言う行程。

夏に2度のワクチン接種を受けたので、今回入国時の隔離はありませんでしたが、入国して24時間以内にPCR検査を受け、陰性が証明された時点で普通に外出が可能となりました。なので陰性出るまで一日だけじっとしていましたが、次の日からソウルで大編成ライブ「エボリューション」のリハーサルがスタート。7月22日のコジェ;エボリューション公演で初めて共演したメンバーとの2度目のライブ。曲をしっかり昇華して素晴らしい演奏してくれるメンバーたちが頼もしかった。

ムンギョンはソウルから3時間ほど、決して近いとは言えない距離ですが、大好きな五味子の産地と言うことで妙に親近感も感じながら。当然はじめての観客の皆さん多くいましたが、いい感じで暖かく盛り上がりました。

 

そして12月3日はソウルに戻り、12月5日の金浦Music Journey公演のリハーサル。この公演はリハーサルをするタイミングがこの日しかなく、久しぶりのメンバーと再会&がっつり集中してリハーサル。5月から一緒に始めたこのメンバーも本当にいい感じで、5日も楽しみ!そしてリハーサルを終えそのまま仁川に移動&宿泊。

 

12月4日仁川公演。

この日はカメラ撮影&映像撮影も入り、楽器編成も大きいので最も本格的な状態に突入。都市近郊なので、クッカスタンのハヒョンウ君、Daniel Lindmann君始め、ソウルからも友人&客人がたくさん見に来てくれた。ライブは程良い緊張感&暖かい空気で、自分が思い描いている形でフィニッシュできた気がします。特にこのメンバーでの十二国記:十二幻夢曲の初演は平素と演奏内容も変え、新たな照明コンセプトも加え、思ったイメージに近づく事が出来たライブバージョンになったとおもいます。

 

12月5日金浦公演。

海外からの入国者は入国後24時間及び1週間以内にPCR検査で陰性証明を済ませる必要があり、この日はその1週間の期限だったので、午前中早起きして保健所でPCR検査を受けました。午前9時から検査スタートなので8時半に到着するとすでに長蛇の列、驚きとともに現状の厳しさを改めて実感。気持ちが引き締まりました 。

会場到着後メンバーとリハーサル、このコンサートは仁川公演とは違い、プチクリスマス的な意味も込めたかったので、ポップなクリスマスソングも披露したり、バイオリン&ボーカル;カンイチェさんの曲、Drum&Piano DuoでのDream Railroad、アークナイツ-Fortitudeなど、仁川公演では演奏しなかったレパートリーも披露したり、仁川の大編成公演と比べてバンド編成は自由度が高く、その場でどんどん演奏内容も変わったり、また別の楽しみがありました。


そして今回一連の公演で新曲Meteorを品川での小編成3人に始まり金浦でのバンド編成、そしてムンギョン,仁川での大編成までライブで演奏できたことが印象深かった。今まではピアノソロで演奏してきたけれど、アルバムの完成とともに、徐々に全貌が見えはじめた、そんな印象です。

 

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この一連のライブで印象的だったこと。

今回の公演に際し多くの方から応援メッセージ含め、たくさんのパワーいただきました。この難しい状況で遠路遥々会場にきてくれ、25周年のお祝いメッセージや数々の心添え。品川教会でステージから皆さんを見た瞬間、こみ上げてきました。暖かさ&背中押してもらっている感、半端なかった。

ありがとうございました。

 

韓国ファンクラブが僕だけではなくミュージシャンやスタッフ全員にまで25周年記念グッズを作りプレゼントしてくれたり、

メンバーやスタッフがオフステージで25周年を祝ってくれたり、プレゼントくれたり、心温まる日々でした。どうもありがとう。

 

今年の本格的なライブはこれで終了ですが、本当にコロナが早く収束し普通にライブができる日が来ます様に。今回一連のライブに来てくださった皆さん、関わってくれたミュージシャン、スタッフ、応援してくれた友人含む全ての方に感謝します。また次の公演まで、健康にお過ごしください。今回皆さんと会えて本当によかった。

新しく出た8枚目のLight &Shadowについても近々ブログに詳しく書きますので、そちらも楽しみにしていて下さい。

 

梁邦彦

 

Evolutionムンギョン(聞慶)

1 Dream Railroad 

2 永遠の夏 

3 Way Home 

4 Forbidden Feathers 

5 Moon Drops  

6 Journey to the Next Horizon 

7 October Has gone 

8 JeongSeon Arirang Stings Ver.

9 Serenade 

10 花の話 

11 海女の歌 

12 Jeongseon Arirang 

13 Frontier 

14 Meteor 

15 Prince of Jeju  

16 Echoes for PyeongChang 

17 十二幻夢曲

18 Flowers of K 

En.1 Everlasting Truth 

 

Evolutionインチョン(仁川)

1 Dream Railroad 

2 Everlasting Truth 

3 Way Home 

4 Nylon Heart  

5 Moon Drops  

6 Mint Academy 

7 PF Solo  

8 Serenade 

9 Upstairs Downstairs 

10 花の話 

11 Haenyo Song R&B 

12 Jeongseon Arirang 

13 Frontier 

14 Meteor 

15 Prince of Jeju  

16 Echoes For PyeongChang 

17 十二幻夢曲

18 Flowers of K 

En.1 Always There 

En.2 Swan Yard

 

梁邦彦(キーボード&ピアノ)、パク·サンヒョン(ギター)、パク·スンチョル(ベース)、イム·スンギュ(ドラム)、イ·スヒョク(パーカッション)、ベ·ヨンミ(バイオリン)、キム·ウンソン(バイオリン2)、ソン·ジェファ(ビオラ)、ナ·イング(チェロ)、パク·セラ(太平簫、笛)、チョ·ジョンヒョン(トランペット)、キム·スファン(サクソフォン)、パク·ギョンゴン(トロンボーン)、キム·ジェウ(ボーカル)

 

Music Journey 金浦(キンポ)

1 永遠の夏

2 "Merry-Go-Round" in White Nights 

3 Nylon Heart

4 Moon Drops

5 Mint Academy

6 What Are You Doing New Year's Eve ~ Last Christmas 

7 Will The Moon

8 Wish to Fly  

9 Dr Solo~ Pf & Drs (Take the A-train, Dream Railroad)

10 Fortitude(不屈)

11 Meteor ~ Nora

12 夜想月雨 ~十二幻夢曲~ 夜明けの連呼

13 Neo Frontier 

14 Echoes for PyeongChang

15 Everlasting Truth

Enc.1 Flowers of K 

Enc.2 黄緑色の時間 

 

梁邦彦(Pf)、カン·イチェ(Vln)、ソン·ランヒ(Gt)、チョ·フチャン(Bass)、キム·ヒョンギュン(Drs)